「無関心は罪」の時代

こんにちは。梅雨真っ盛り、いかがお過ごしでしょうか。

 

www3.nhk.or.jp

虫歯が発見されても、治そうとしない家庭が多いというニュースです。

記事を抜粋すると

多くの学校は治療を受けない子どもがいる理由に「経済的な問題」や「親の関心の低さ」を挙げていて、虫歯が全くない子どもと何本もある子どもとの二極化が進んでいると答えた学校もあります。

全国保険医団体連合会では「虫歯が見つかっても治療を受けなければ、せっかくの学校検診が役に立たない。子どもたちが必要な治療を受けられるよう、学校や行政は対応を検討すべきだ」と話しています。

 

しかし、虫歯がある子どもは減っているそうです。

president.jp

少し前の記事ですが、虫歯のある子どもの数は減っているものの東京で地域差があることからそこに考察を加えているものです。

上のNHKのニュースでは親の「貧困」と「無関心」、そして学校の「対策不足」を挙げていますが、支援策が存在しているため、単に「貧困」が原因ではないとしています。

 

 

「知らないこと」と「行動しないこと」=「無関心」は罪

歯が健康であることはその人の人生をも左右します。子どもの歯をしっかりケアしてあげることは子どもの将来への投資と同義です。

この事実を知らない、もしくは知っていても行政の支援を知らない、さらには行政の支援が受けられることを知っていても時間がないということを理由に行動に移さない家庭は本当に罪深いと思います。

 

 

以前このブログで、読書をしていることと学力が高いことに相関関係がある、ということを紹介しました。

japaneseasasubject.hateblo.jp

これも、学力と読書の相関関係を「知ってい」て、家庭の子どもへの関心から「行動」している好例だと思います。

 

いろいろな情報がすぐに手に入る現代では、情報弱者はさらに弱い立場に追い込まれていきます。「とてもじゃないけどついていけない」と思われるかもしれませんが、ついていかなければ生き残れない時代になってしまったのです。

 

 

調べるチカラ 「情報洪水」を泳ぎ切る技術

kindle版