大人はみんな教育者

学校の外って大事だよね。

学校が朝8時から夕方4時までと多く見積もっても、一日のうちの1/3だし、土日祝日と長期の休みは学校ないので、一年(24時間×365日=8760時間)のうち、子どもが学校にいる時間(8時間×200日=1600時間)は1/5にも満たないのです。

なので、学校の中よりも学校の外のほうが単純に4倍影響を与えられる可能性があります。

そうすると周りの大人の子どもへの接し方が大事になってきますよね。

 

家庭で子どもの好奇心を育てられるような発言や行動を取れているでしょうか。子どもは体力もないし、学校で頑張って帰ってくるので休息も必要です。しかし、ちょっとしたタイミングで本を読んであげたり、外へ冒険しに行くような刺激を与えたいものです。どの刺激が子どもの成長を促すかわかりません。できるだけいろいろな種類の刺激を与えてあげる必要がありそうです。

 

しかし、家庭だけが子どもに影響を与える場ではありません。町で接する大人も十分影響を与えていると思います。

私は子どもでも一人の人間として接していて、小さいからと言って「あらあら〜どこから来たんでちゅか〜???」などと声をかけたり、にこやかに手を振ったりはしません。さっきもカフェで作業をしている時に3歳位の子どもが風船を持って走り回っていて、最後に私が座っていたテーブルの下にもぐりこんで来たのですが、それに対して私は完全無反応でした。

保育所の問題や子どもへの支援制度なども喉元過ぎれば熱さを忘れるではないですが、困っているその時は熱心に考えるけれども子どもが大きくなると関心が薄くなったり、子どもがいない人は子どもの支援制度に税金を使ってほしくない・関係ないと言い切ってしまったりします。

こんな環境で大きくならなければならない子どもはかわいそうですよね。今私は、完全無反応を決め込んだ自分の愚かさを恥じているところです...。本当にすみませんでした。。・゚・(ノД`)・゚・。

 

子どもは先生だけが育てるものでもないし、親だけが責任をもつものでもありません。子どもがいない人たちだって未来をつくる子どもたちの教育に深く関わっているのです。大人との何気ないふれあいが子どもの人生を作っていくということを自覚して日々子どもと接しなければならないなあと感じる次第です。

 

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