小さな規模で目標を実行する

こんにちは。酷暑の日本、いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、6月15日に第3期教育振興基本計画が閣議決定されました。

http://www.mext.go.jp/a_menu/keikaku/detail/__icsFiles/afieldfile/2018/06/18/1406127_002.pdf

全ページぎっちりではないのですが91ページというボリュームなので、途中で眠くなっちゃいました。

 

そんな私にピッタリの良記事がありましたのでご紹介します。

ch.nicovideo.jp

こちらは筆者が挙げたポイントについて、第1期、第2期と第3期を比較しています。ありがたい。やはりここ十数年で変わっているのは社会と個人との関係性で、基本計画でもその点が意識されているということかと思いました。

 

しかしこんな良記事があるにもかかわらず、やっぱり国の指針って抽象的で具体性に欠けていて、どうしても理解(納得)するのが難しいんですよね。そしていざ行動に移そう!と思ってもそこからまた頭を捻らなければならない「ふわっとさ」に苛立ちを禁じえません。

 

このもやもやをなんとかしたい…と考えていたところ、発見しましたよ。長野県の第3次教育振興基本計画!なんとこれ閣議決定よりも前の3月に発表されてます笑。今年度に県立大学が開学した長野県のやる気を感じましたね。

https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/kyoiku02/gyose/zenpan/keikaku/documents/000_keikaku_all.pdf

(ちなみに長野県を選んだのはgoogle検索結果の1ページ目にあったからで、当方の信州贔屓の結果ではありません)

 

やはり国の計画とは全然違って具体的でとてもわかり易かったです。これを読めば現場だって行動に移しやすいですよね。

 

教育や社会を変えるのは本当に大変なことです。これはコミュニティーの規模が大きければ大きいほど難しくなります。この社会になって70年。ちょっとのことでも変えることは至難の業です。その点で、今可能性があるのは市や県のレベルのコミュニティーの規模です。地方はともすれば人材が足りず、ダサい方向に向いてしまいがちですが、強いリーダーが新しい改革をすることが簡単にできるのです。

地方創生は道の駅やB級グルメの開発では限りがあります。それよりももっとグローバルな視点で最先端の尖った自治体に生まれ変わったほうが寿命の長いコミュニティーになれるのです。

 

 

宇宙兄弟 「完璧なリーダー」は、もういらない。

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